Memo

メモ、お返事、雑感

No.1357

五条の「愛ほど歪んだ呪いはない」ってセリフ、分解して考えていくと面白いなと思う。
そもそも呪いそれ自体が感情の歪みみたいなもんだし。
愛が歪む=呪い、なのか愛=歪んだ呪い、か。
歪んだ呪いって反語みたいで面白いなって思った。
呪いの根源は人の負の感情だけど、愛ほど歪んだ呪いはないという五条の持論は純粋で強すぎる感情も呪いとして成立してしまうこの世界の矛盾みたいなのも感じる。
誰かに対する執着心すら呪いに置き換わるどうしようもなさ。生きづらい。

一人は寂しいよ、愛ほど歪んだ呪いはない、このセリフは誰かを必要とした実感のある人間じゃないと出てこないと思う。五条のような人間はなおさら。

0.5巻バレなので以下伏せます
インタビューで中村悠一が「五条は人の気持ちがわからないところがある」と話しててそこ含めて強い人間だ、みたいに言っててこれ私も同じように感じてたのでなんか嬉しかった。

人の気持ちがわからないのはその人の立場になって考えるという思考回路を持たないせいで、自分がそう考えないならその考えはない、ってなっちゃうタイプかなって。
またまどろっこしい言い方をしてしまったけど、自分が「一人は寂しい」「愛という強い感情は呪いになりうる」そうとわかる出来事がないと出てこないだろうなやはり、とこのインタビュー読んで確信した。
んでもって言うとおり、最強だから他人を必要としたことなんてこれまでたった一人相手しかないじゃん?ていう更なる確信を深めてしまったよなーという戯言。五夏の確信が深まる深まる。

補足として、五条が夏油を必要とした根拠については過去の五条が夏油の判断を善悪の指針にしていたあたりで論拠として十分すぎる。公式からの包囲網が強い。最強公式カプ五夏
戯言なので許してほしい
畳む


#呪術廻戦

メモ