Memo

メモ、お返事、雑感

No.2569

当たり前のこととして五条の中に夏油では決して埋められない孤独が存在していて、今そこが埋められそうで充足を感じているなら良かったなって思う。
五条が生きていれば彼の満足が得られる瞬間はこれから先も確かにあるんだと思えるから。
だからって満足して死なないでほしい。死ぬつもりは本人には毛頭ないだろうけど。それでも心配ばっかしてしまう。

何度も言うが五条は本当にモノローグですら自分の心情を言わないな。めんどくせーとかクソっみたいなボヤキはあるけど。
戦ってる時の心境があくまで自分と相手の状態にしか向いてないの本当に生粋の戦闘民族というか。
そりゃ、夏油に理由とか意味とか乗っけるのは弱者の理屈って言うよな。生まれながらの絶対強者だもん。
本当にこいつら正反対。なのにそんな正反対な人間を親友として心を預けてしまったばかりに五条も紛れもなく人間になっちまった……
ここが二人の運命の妙だよな。サビです。何度でも言いたい。

あと本当に心底夏油って呪術師に向いてない人間だった。強くなきゃよかったのにとは彼を否定する言葉だから言わないけど。
選択を肯定はできないけど全力でその道をひた走って生きた夏油は絶対否定したくない。
それほどまでに呪術師に向いてないし、この世界にあの術式で生まれたことのジレンマが苦しいね。