Memo

メモ、お返事、雑感

No.2710

五条の「愛ほど歪んだ呪いはないよ」って持論、ああ間違いなくこの男の内側から出たもので実体験に他ならないんだろうなって今になってようやく着地した。
今まではそうじゃないかな?ぐらいだったのがそうだろうなぁぐらいのところに。

五条って生徒の前では昔の話や自分の本心を垣間見せることあまりないけど、憂太にだけはほんの少し覗かせてるよな。
これは私が五夏の女だからそう思うだけかもだが、憂太に若干のシンパシーを感じてるのかなと。
たった一人を心に住まわせ続けてる者としての。
外野から見ると憂太自身は死んだ好きな子から呪われた身なんだけど、五条は割と早い段階で憂太もまだ里香を好きでいることに気付いたのかなぁと。
願望かも。0ちゃんと読み直します。

愛ほど歪んだ呪いはないよ、もそうだし、たった一人の親友だよ、もたぶん憂太以外に言ったことないと思う。
なんなら大人になってからは誰にも自分の感情込みで夏油の話をしてないかもしれん。
わかんないけど。

だってあまりにも生々しく五条の中に息づいてたから夏油。

背中を叩いた中にお前がいたら、って最後にみんなが自分を送り出してくれた瞬間にまで鮮明にその姿を思い描ける男が、夏油が離れてからの人生のあらゆる箇所でその姿を思い描いてないとは到底思えないんだよね。
またまどろっこしい言い方になる〜〜〜
いつだって自分の隣にいる夏油の姿を幻視してたんだろうなって、思っちゃうよこんなん。

それを前提に呪術廻戦読み返すとひぇ、ってなる。
封印時の驚きも全然違う見え方してくる。
アニオリで微かに口元が笑ってるように見える描写足されてたけど、もし五条がことあるごとに傑がいまここにいれば、みたいな幻視をするクセがついてたらあの時も死んだ親友が表れた驚きと幻じゃない本物に会えた喜びがないまぜになったのかとか色々思っちゃう。
いやだいぶ自分の妄想が強いな。ごめん。

五条の夏油への想いはどういう種類であれ、五条を形成する一部だったし、それがあるからこそ五条は本来の彼とは異なる性質も身につけたとも言えるし。
五条の人生すらたぶん思ってたものとは全然違うものになってたはず。

自分自身をまるごとひっくり返されるような感情は確かに呪いみたいなものかもしれない。
うまくまとまらない……