Memo

メモ、お返事、雑感

No.2750

五条が夏油にとどめを刺す際に使ったのってむらさきかなあと思うけど、おそらく細心の注意を払って人生で一番術式の出力落としてたんだろうね。
せめて一撃で心臓だけを貫けるように。
決して肉体ごとバラバラにしないように。

全力を出すより、可能な限り弱く力を使うことのほうが五条にとっては遥かに難しいことだと思う。
それでもあれ以上に肉体に傷つけたくなかったろうな、ということが容易に察せられるの切ない。

自分でとどめを刺したにも関わらず、過去を夢に見るし、決戦に赴くその最後の場にいてくれたら、と願うほどの存在だから。

あまりに一途。愛でしかない。
#五夏