Memo

心情的にも状況的にも厳しいだろうとはわかっていても夏油の家族たちは羂索の言うことを飲むのではなく、五条に助力を乞うべきだったよなと、外野の冷静な目線では思ってしまう。
顚末があれだから余計にそう思ってしまう。外野って勝手だねと我ながら。

まあどうやって助力乞うんだとか、そもそも会えんやろ会う前に羂索に殺されるかもとか色々……やっぱりダメですか……。

そもそも五条の人間性についても彼らは何も知らないだろうしな。五条に伝えて信じてもらえるかもわからないし……ていうか何より目の前で大切な人の肉体弄ばれてるのに冷静な思考も判断もできないよな……
できたとて実行できる力があるとは限らないし……

夏油のせいじゃないんだけど、夏油って自分がいなくなったあとの残されたものへの影響をあんま考えてなさそうだよねと。
いやまさか自分の肉体乗っ取られて家族を利用されて、あまつ五条まで封印されるとか考えもしないが普通……
とんでもない運命背負ってるな、こう考えると。
それはともかく自分がいなくてもなんとか生きていけるだろうとある種の願望や楽観はあったのかなぁって。ミミナナの絶望は計り知れなかったのではなかろうか。
夏油ってそういうとこあるからさ。五条のことといい。
魔性の男やでほんま……