Memo

メモ、お返事、雑感

No.4090

里香を見送る憂太となんの憂いもない綺麗な笑顔で去っていく里香を見ていた五条の中でもある意味ここで一区切りつけてたのかなと今回見てて思いました。

それで死体を奪って好き勝手する奴目の前に現れたらそれはもう……怒り通り越して激怒しますわねほんと。

憂太と、悠仁や恵に対しても、自分とは違う生き方を選べるからこそ自分を超えられると信じてたのかもしれないな。
五条は本当に最初から最後まで自分の中の夏油を風化させるつもりが一切なかったよな。
いつまで経ってもあの去られる瞬間は瞼に焼きついてるし、過ごした日々は鮮やかに目の前に広がる。
そしてそれを自分だけで抱えたまま生きていく覚悟もとっくにしていた。

なんて孤独で寂しくて愛情深い生き方。
生き方が不器用。ある意味誠実。そしてあるいみ不誠実。
目の前にいるいま生きている大好きな人たちに対して一生壁を作り続けてるんだもんな……。

長生きしたらしたで辛い生き方になったのだろうなと思う。あるいはいつか忘れて生きられるようになってしまったのだろうか。
どちらが辛かったかな。
生涯夏油を忘れずに長く生き続けることといつしか記憶が薄れ忘れ去って他の誰かを思い生きていくようになることと。

原作がああ終わったからこそこういう思考実験できるとこある。
何度も言うが生きてて欲しかったけど、五条にとって最高の終わりだったとも思うから何も言えないよ。

……最終章アニメ化されたらまた情緒ぐちゃぐちゃにされるなこりゃ。その日まで元気に生きていたいです。
呪術面白いなぁ
#呪術廻戦