Memo

メモ、お返事、雑感

No.4383

司の好きなところの一つに、過去に起きた様々な出来事やつらい事実にも目を逸らさず正面から向きあって、その上でそれらを漏らさず抱えて前を向き未来を歩もうとするところが好き、っていうのがある。

これ考えてみると私の好きな作品の共通点でもあるような気がする。
今と未来は常に過去の延長線上にある。過去は変えられないけど、それを抱えてより良い未来を目指すことはできる。

思えばスタレでもまんま丹恒がこれ言ってたな……好きだ。好きな作品に共通してある一つの理念というか。
思えば現実がそもそもそういうもの、という思いがあるからかな。理想でもあります。
より良い未来を目指すこと、それが私達に残された希望なのだと。生命とはそうあるべきだと。
FGOもこういう理念のストーリーですよね。メギドもそう。
だからこそみんなが思うより良い未来がぶつかって、時には激しい争いになるけど、どこかで何かの結論に行き着く。
その結論は今も未来も絶対の正解ではないけど、結論を出すことに意味があるんだと語ってくれる。
だから物語に意味がある。


その物語を描き出すことを放棄した作品に心動かされなくなったのは当然のことかもしれない。
元からそうだったならともかく、変わってしまったなら求めるものが得られなくなって興味を失うのも当然かもな。

昔の、司やKnightsやハピエレに対して愛を叫んでる自分の日記を読み返して思った。
悲しい