Memo

メモ、お返事、雑感

No.4403

過去のメギドアルバム聴いてて6章7章あたりの音楽やっぱ耳馴染みがいいというか思い入れ深いなあって思った。
8章以降もめっちゃいい曲で全部思い入れはあるんだけどもちろん。
6,7章はフィールド音楽含めてめちゃくちゃ聴いてたから。

前回のアルバムジャケットでサタンがなぜかセンター取ってたのも思い返してじわじわ面白いな。
ベルゼブフの名前だけ出てて、容姿なんて影も形もない頃。
今は割と普通に同性間にある感情でもきっちり愛です、特別な感情です、って描ききる作品増えてきたなあと思うけどほんの5年前でもその辺はっきり言い切って描くのってすごいなとメギド読んで思った印象。
メギドは正確には性別もなく、また人の姿を取ってても人ではないから生殖とかの話しなくていいし、それに伴い性愛を匂わせなくていいからかなとも思った。
でもサタンとベルゼブフに関してはもちろんガワが男性なだけで無性だし性について取り上げなくてもいいところを、あえて真正面から性行為について真面目に議論してたの良かったな。
性行為をしなければ愛に至らないのか?なにをもって愛とするのか、特別な感情とするのか。
結論としてはそれは外野が決めることじゃないし、当人たちの間で定めるべきであると言ってくれたのも真面目だなと思う。
原作のそこを尊重するなら二人の間に性行為はなくてもいいし、それでも二人は特別なことに変わりない、って結論良かった。
私は見たいなと思うので妄想はしますが……そこの自由も保証してくれたなと思います。
メギドは物語の描き方真摯だったなと改めて思います。
あんなにキャラがいるのに、出番の多い少ないはあれど、みんなが印象的な活躍してて、その全てがあったからこそ戦いの結果になったんだよなってのが伝わってくる物語だった。
キャラに対して真摯だったし、物語を読む読者に対しても真摯だったと、少なくとも私は思う。
だから読み終わったあとも本当にこの物語が好きで良かったと思い続けられる。
今も続いてたらもっとたくさんの話読みたかったのも本当の気持ちだけどね……。

今けっこう長く続いてきたソシャゲが物語畳む時期に入ってるっぽいけど、終わらせ方って今までついてきた読者やファンへの気持ちとかがぜんぶ出るものなんだろうなと思います。
綺麗に終わらせようとして終わらせてくれるなら、やっぱりそれが一番の感謝の仕方だと思います。
終わるのってつらくてさみしくてどうしようもないけど、楽しく最後まで好きでいさせてくれる事のほうが何倍も得難いことだと心底思います。