Memo

メモ、お返事、雑感

No.609

考えてみるとあの場にいる人たちで正確に五条と夏油の関係を知ってる人っていないんだなって……。
九十九さんや乙骨はもしかして五夏が親友だったという情報は知ってるのかもしれないけど、それこそが五条封印の要だったとまで理解してる人はいないんじゃないか……。
五条と夏油の強い関係があったからこそ五条は封印された、って読者側からみると明らかなんだけど、実際その部分に注目してる人は作中にはほとんどいないんだよなあ。いるとすれば夜蛾学長と硝子さんくらい?いないっていうかいなくなってしまったというか…。
五夏のただならぬ仲を知ってるのって本当に当事者だけなんだよな……。だから読者(というか夏油ファン)だけがしんどいしんどい言ってるっていうちょっと滑稽な状況。
五条と夏油が親友だった事実すら知る人はもうごくわずかっていうね。

逆に考えると、五条は誰にもそれを教えず自分の中でだけ抱えて生きてるっていうある意味むちゃくちゃ重い生き方してるって取れるんだよな。乙骨にたった一人の親友って漏らしてたけど、それを夏油だとは言ってないだろうしな。乙骨はどこかで気付いただろうけど。ていうかミゲルといっしょにいたしね。

現状と因果を考えると夏油は五条に出会わなかったほうが幸せだったんじゃ……って思いそうになるけど、五条にとっては夏油と出会えたことは必要なことだったよね。たとえ封印されたとしても。だから夏油にとっても同じであってほしい。お願いだからこの二人が出会えたことが幸せだったと感じられる展開きてほしい……頼むよ……。
#五夏

メモ