Memo

メモ、お返事、雑感

夏油傑というキャラ、やったこと起こったこと結末色々とやるせない部分はあれど、0巻で結末を描いてからのこの懐玉玉折まで描ききって作者としては大満足だろうしそういう意味では大事にされてるキャラだなと心底思う。
大事に?言い方わからん。愛されてるもまあある意味そう。

おまけに未だにラスボスしてるからな肉体が。
こんなに最初から最後まで出ずっぱりなのはこの漫画では珍しいだろう。
中身違うけど。

思い入れが強そうなキャラだなと思う。げげ夏油に関してあんまり多く語らないから想像だけど。

懐玉玉折本編は夏油の置かれた状況と苦悩があまりにもダイレクトに伝わってきて見ていてそっちのほうが苦しいんだけど、オープニングエンディングやこの先の展開から五条が後悔を持ってることとそれ以上に夏油といたこの日々を今も愛してることが伝わってきて過去現在未来どこをとってもつらくて苦しくて逃げ場がない。

なんてことをしてくれるんだMAPPA……

恵ママが生きてたらこんなつらいこと起きなかったし恵がいまあんなことになることもなかったのかなと思うと恵ママ……
この漫画、そうなってほしくないの最悪方向に尽く突き進んでいくから毎度のことながら希望を持つことすらできない。

恵ママなんの疑いもなく非術師だと思ってたけどその辺も何もわからないよな?確か……
術師と結婚しないだろあの甚爾が、という印象もある。
天与呪縛であっても術式持つ子どもは生まれるんだな、って思うと(しかも相伝超優秀術式)やるせねえ

コイツら殺すか?って傑はそうしないだろうと半ば無意識に確信して聞いてそうだなと思った。

俺はできるけどお前がやらないならやらない。
それは五条にとって善悪の指針に対する信頼だけど、夏油にとっては現実をただ突きつけられたっていう痛みになる。
理子ちゃんを救えなかったこと、甚爾に負けたのに生かされたこと、守るべき非術師の身勝手な醜悪さ。

それをわかってかあるいはこちらも無意識だったのか、出てきた言葉が「君にならできるだろ」という刃なのかな。

ということが言いたかった昼間のメモ

五条の人を超えてしまった様子がすっげえ分かりやすく、そしてオープニングでは二羽で飛んでた鳥がこの場面で一羽で羽ばたくことで夏油と二人ではなく五条一人で最強になった、という演出に繋がってて尽く精神を抉ってくる。

ここから夏油離反までたぶん本当に自分の世界や術式解釈を広げるのが楽しくて楽しくてしょうがなかったんだろうなと思わされる。
甚爾と戦ってる時のテンションすごかったし、反して内面は超冷静なの、ああまさに今の五条に通じるわと思った。
声の緩急すごいね

五条本人にそのつもりがなくてもやっぱり、「コイツら殺すか?」は断絶の言葉だったよ……

今週戦闘で終わりかな?と油断してたところへのCパートだったのでかなり動揺したし、演出が想像してたのの何倍も秀逸で、あんな場面に遭遇したら心壊れちゃうよ、と心底思った。

拍手の音が思ってた以上に鳴り響いていて、やっぱり音があるって訴える力が全然違うなと思った。
あれがずっと頭の中で鳴り響いていたんだね……
壊れちゃうね……

でも完全に壊れるまで誰にも気付かせない程度に強かったせいであんな……あんな……

ダメだやっぱりこの辺どうしても夏油の気持ちで見てしまう

夏油の術式アニメ映えがすごい
霊丸楽しそうやな
あと王の財宝ぽいのもかっこ良かった

次回予告を聞くと、げげは夏油を闇堕ちとは一切考えてないんだなって思えて安心する

あの〜なんかね、公式があまりに濃くて湿度高い感情ぶつけすぎてくるとね、逆に馬鹿なノリでぎゃはは言いながらセックスしてる二人の妄想が捗るみたいなね。

とりあえずヤろうぜ!いいね!みたいなノリでばかすかヤってるだけの五夏が必要だ今。